MLB公式サイトは27日(日本時間28日)、「大谷は既に米野球殿堂入りしている」という記事を掲載した。

選手が殿堂入りするには、メジャーで10年間プレーする必要がある。大谷は6年目を終えたばかり。しかし、最近3年の投打の実績だけでも十分だと、カストロビンス記者は主張した。

大谷の3シーズンのOPS(出塁率+長打率)はジャッジ(ヤンキース)に次ぐ2位で、本塁打は4位、二塁打は2位、盗塁は18位タイ。DHでbWAR(代替選手と比較してチームにもたらす予測勝利数。bはベースボールリファレンス版の意)が14・3は野手で18位。投手としても3シーズンで300回以上投げた中で防御率2・84が6位、bWARは14・2だった。

bWARを投打で合計すると、21年は9・0、22年が9・6、23年が10・0だった。3年連続で9以上は、、殿堂入りしているベーブ・ルース、ボブ・ギブソン、レフティ・グローブ、ミッキー・マントル、ロジャース・ホーンスビー、ウィリー・メイズと、通算本塁打記録保持者のバリー・ボンズだけだ。

過去には、カーブを発明したと言われるキャンディ・カミングス投手のように、6年しかプレーしていなくても、殿堂入りした選手がいる。ディーコン・ホワイトは1871年にプロリーグで初の安打を記録し、キャッチャーマスクの普及に貢献。これらが殿堂入りにつながったとされる。大谷は投打二刀流を広め、今年のドラフトでは20巡目までに8人の二刀流選手が指名されている。

大谷が渡米した6年前、ある投手コーチは「大リーグでインパクトのある両立は不可能だ」と発言したが、大谷はこの見方を打破した。既に21世紀の野球の物語は大谷抜きでは不完全となり、それが既に殿堂入りしている理由とした。