エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手(29)が、ドジャース移籍を決断した。所属先の代理人事務所CAAの発表で契約額は10年7億ドル(約1015億円)。世界のスポーツ界全体で史上最大の契約額となった。

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大谷翔平は右肘手術の影響で来季は打者に専念し、DHとして出場する。「2番DH」に入れば1番からベッツ、大谷、フリーマンのMVP経験者が並び、3人だけで来季の年俸総額1億2200万ドル(約177億円)の超豪華上位打線を形成することになる。

ベッツはレッドソックス時代の18年にMVPを獲得。今季は自己最多39本塁打を放ち、MVP投票では2位にランクイン。20年オフには12年総額3億6500万ドル(約529億円)で契約延長した。外野手でゴールドグラブ賞に6度選ばれているが、来季は二塁手として出場する見込みだ。

フリーマンはブレーブス時代の20年にMVP受賞。最多安打2度を誇り、今季はメジャートップの59二塁打を放ってMVP投票ではベッツに次ぐ3位に入った。18年には一塁手でゴールドグラブ賞を受賞している。

4番には、25年から大谷とバッテリーを組むとみられる強打の捕手スミスが入る模様。他にも今季36本塁打のマンシー、メジャー2年目で23本塁打を放ったアウトマンら好打者が名を連ねる。このうち7人がオールスター選出経験があり、打線トータルでの選出回数は22度。打線9人の今季の本塁打数は、ア・リーグ最多44発を放った大谷を筆頭に合計220本となった。

◆ロサンゼルス・ドジャース 1883年にニューヨークで「ブルックリン・クラブ」として創設。1890年ナ・リーグに加盟。愛称は市民が路面電車を避けて歩いたことから「よける人」の意味。1958年ロサンゼルス移転。黒人初大リーガーのジャッキー・ロビンソンも在籍した。リーグ優勝24度はナ・リーグ最多。ワールドシリーズ優勝7度。本拠地ドジャースタジアム。デーブ・ロバーツ監督。