MLB選手会のトニー・クラーク専務理事が24日(日本時間25日)、今季から投球時間制限の変更を行うことを決めたMLB機構を批判したとAP通信が報じた。

投球時間制限は昨季から導入され、投手は走者なしで15秒以内、走者ありで20秒以内に投球動作に入るよう規定された。だがマンフレッド・コミッショナーは今季、走者を置いた状態での投球時間制限を18秒以内に短縮するよう規定を変更すると発表している。

これについて同専務理事は「変更に関する協議は、もっと時間をかけてなされるべき。我々は懸念を伝えているし、選手たちも懸念しているが、それでも変更が行われる見通しとなっている」と話した。

昨季は投球時間制限などの導入により、試合時間が平均2時間40分と以前よりも24分短縮され、1984年以来となる最短試合時間となった。昨季はこれに加え、ベースの拡大、シフト制限なども導入され、劇的なルール変更が行われた。

同専務理事は「もう1年、さらに適応する時間を与えることなく、なぜまた変更しなければならないのか」と批判。投手は時間制限によって1球投げるごとにリカバリーする時間を失っていることを指摘し「疲労によって、ケガをしやすくなる。ケガが非常に増えている。リカバリーの時間を奪うことは、最良のことなのか」と疑問を呈した。