【グレンデール(米アリゾナ州)25日(日本時間26日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、177日ぶりに実戦復帰する。ここまで個別メニューでの調整が続いていたが、球団が27日(同28日)のホワイトソックス戦でドジャースデビューを飾ることを公表した。昨年9月4日に右脇腹を痛めて残り試合を欠場。同3日のアスレチックス戦以来、待望の実戦復帰となる。キャンプ4度目のライブBP(実戦想定の打撃練習)では3打席に立ち、2三振で無安打だった。

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大谷がドジャースの選手として、初めて実戦の打席に立つ日が決まった。2月27日(同28日)。キャンプ地の拠点でホームゲームとして開催されるホワイトソックス戦で、177日ぶりの試合に出場する。相手の先発はパワーピッチャーの左腕クロシェット。過去2度の対戦ではともに三振を喫している。復帰初戦では手探りになるとみられるが、改善を続ける打撃の状態を確認するには、絶好の相手となる。

実戦復帰の一報は、午後4時過ぎに球団の公式X(旧ツイッター)で公表された。チームは午後3時36分にアスレチックスとのオープン戦を終え、ロバーツ監督がメディア対応を行った。質疑応答の中で、この日ライブBPで3打席に立った大谷について言及。「いい状態に見える。いつ、またやるのか、試合に出場するのか確かではないが、明日状態を確認する」と話すにとどめた。球団から発表されたのは、その約15分後だった。

キャンプの全体練習前にも必ずメディア対応を行うロバーツ監督はこの数日間、大谷と山本のオープン戦出場の時期を毎日のように質問された。だが、具体的な日程についてはギリギリまで口を割らなかった。昨年12月のウインターミーティングでは、交渉中の大谷と面会したことを同監督が自ら公表。潔い、おとこ気が注目された。隠すことも少ないが、両選手のドジャースデビュー戦は“機密扱い”だったのか、球団発表で一斉に知らされた。

この日、大谷は4度目のライブBPを行い、3打席で無安打。背番号17番を譲り受けた中継ぎ右腕ケリーから見逃し三振を喫し、キャンプ招待選手の右腕ハーンとの対戦でも左飛と見逃し三振で快音は聞かれなかった。それでも、約2週間前のキャンプインから屋外フリー打撃、目慣らし、ライブBPと徐々にギアを上げてきた。手術した右肘のリハビリを続けながら、3月20日の開幕戦パドレス戦(韓国・ソウル)で打者出場を目指す復帰ロード。いよいよ最終段階のステージに入る。