【メサ(米アリゾナ州)25日(日本時間26日)=四竈衛】メジャーデビュー戦で大谷との対決か-。カブス今永昇太投手(30)が、今キャンプ2回目となるライブBP(実戦想定の打撃練習)に登板した。インターバルを挟む2イニング相当を42球。打者延べ11人に対し、1本塁打を含む4安打1四球2奪三振と、まずまずの内容だった。次回はオープン戦に登板する見込みで、3月2日(同3日)の敵地ドジャース戦で「米国デビュー」する可能性も浮上してきた。

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結果だけを求めていないのは、今永らしかった。「欲を言えば、四球は出したくなかった。全部狙った球にできるわけではないので、打たれる前の球をしっかり反省したり、抑える前の球を研究したり、そういうところで勉強していきたい」。依然として試運転の調整段階でもあり、相変わらずの向上心をのぞかせた。

先頭マドリガルに初球の速球を柵越えされた反省が残った一方、収穫はカウント3-1とボール先行から空振りも奪い、ホットビー投手コーチが「素晴らしい」と評価したスプリット。今永自身も「ああいうのが、メジャーで生き残るために自分がやらなきゃいけないところ」と、好感触を口にした。この日からは専属のスタンベリー通訳が合流。首脳陣とは「やりたいこと、やってほしいことは確認していきます」と、積極的にコミュニケーションを図っていく考えを明かした。

同コーチによると、今永は開幕投手が確実視されるスティールと同じ日程で調整中。2人とも次回まで「少なくとも5日の間隔を空ける」と話しており、中5日であれば次回登板は3月2日(同3日)。マイナーの練習試合の可能性がある一方、敵地でのド軍戦が組まれており、日本時代もなかった大谷との初対決が実現する可能性もある。「メジャーは162試合と長い。毎日が勉強だと思ってやっていこうと思います」。常に先を見据える今永は、対戦相手を問わず、サラリと抱負を口にした。