カブス鈴木誠也外野手(29)が26日(日本時間27日)、敵地サプライズでのロイヤルズ戦に「2番右翼」でオープン戦に初出場し、2打数1安打と初安打を放った。第1打席は内角のツーシームに詰まって二飛に倒れたものの、第2打席にはカウント2-0から真ん中高めのカーブを痛烈な当たりで左前へ運んだ。

メジャー3年目。今季初の対外試合となった一戦のテーマは「積極的に振る」ことだった。狙い通り、2打席ともボール先行後のストライクをスイング。「まだふわふわしている感じ」と話す一方で、「どんどん振って行けてますし、今日は安打どうこうというよりは、どんどん振れたのが良かったと思います」。昨年9月以来の実戦。メジャー投手の生きた球に、手が出ない可能性もある。だが、鈴木の体はキッチリと反応。まずは最初のチェックポイントをクリアした。

契約が遅れた1年目は途中合流し、突貫工事で開幕を迎えた。昨季はWBCへの準備中に故障し、開幕メジャーを逃した。迎えた今季は、心身共に充実。「とりあえずケガをしないように。あと1カ月ちょっとで開幕になりますし、あまり余裕かましながらやっていると、開幕してから焦るのも嫌なんで、集中してやるようにしています」。どっしり感を漂わせる鈴木に、上積みはあっても、不安要素は見当たらない。(サプライズ=四竈衛)