ブルージェイズ菊池雄星投手(32)がパイレーツとのオープン戦に初先発し、2回で1安打3奪三振、無四球無失点と好発進した。握りを変えたチェンジアップで狙い通りに右打者を仕留めた。1回は飛球、2回は「今日のベストピッチ」と外低めに落として空振り三振を奪った。速球は最速95マイル(約153キロ)を記録し「この時期に95が出ていれば気持ち的には少し落ち着く。オフシーズンにやっていたことが出た」と満足そうだった。

昨季は得意のスライダーに加え、カーブでカウントを整える場面を増やし、メジャー自己最多11勝を挙げた。この日はボールが先行してもこの2球種に頼らず「我慢して、真っすぐ、チェンジアップにフォーカスした」と新しい組み立てを試した。2回2死では3ボール1ストライクから速球を続けて見逃し三振。シュナイダー監督も「本当に良い初登板だった。チェンジアップは彼が努力してきた成果だ」と高評価した。