【グレンデール(米アリゾナ州)26日(日本時間27日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、27日(同28日)のホワイトソックスとのオープン戦に出場し、実戦復帰の第1歩を踏む。昨年9月4日に右脇腹を痛めて残り試合を欠場。同3日のアスレチックス戦以来、177日ぶりの実戦の打席となる。ロバーツ監督によると2~3打席に立つ予定。ムーキー・ベッツ内野手(31)、フレディ・フリーマン内野手(34)とともに、上位のMVPトリオがいかに機能するか。キャンプ中に取り組んできた走力強化の成果も注目される。

   ◇   ◇   ◇

大谷が満を持して、ドジャース打線に名を刻む。ロバーツ監督によると、本人の感覚次第だが、2~3打席の予定。2月3日のファン感謝デーで「3番大谷」の構想を掲げた指揮官は、打順について「時が来れば分かるだろう。どうなるかな」と明言は避けた。いずれにしても、ベッツを筆頭にフリーマン、大谷のMVPトリオが上位打線をけん引する。

鍵は3選手がそろってどれだけ出場できるか。エンゼルス時代の過去3年、合計486試合でトラウト、大谷、レンドンの好打者3選手が同時にプレーしたのはわずか89試合。トラウトとレンドンの故障が重なって打線が機能せず、大谷が四球や敬遠で勝負を避けられることも多かった。

ド軍ではベッツ、フリーマンとも長期離脱が少ない。2番大谷の前後に強打者を挟み、勝負させる状況を作るのか、出塁率の高いベッツ、フリーマンを1、2番とし、3番大谷で得点を狙うのか。この問題について、ロバーツ監督は「(いろいろな要素の)全てが大事なことだ」と話すにとどめた。

MVPトリオの打順だけでなく、今季は大谷の走力も注目される。同監督は「彼は盗塁スタートやリードの取り方に懸命に取り組んできた。明日走るとは思わないが、特に制限はない」と話した。過去6年、オープン戦では21年にマークした2盗塁のみ。ここ数年は投手としての調整も同時に行い、下半身に負担があったが、登板を見据えて走ることを控える必要もない。オフから走り方の改善にも取り組み、今後オープン戦を通じて積極的に走る姿勢が見られるかもしれない。

実戦復帰の前日は、フィールドには姿を見せず、午前11時前にはキャンプ施設を後にした。赤色を基調としたユニホームから青色に変わって立つ初打席。ロバーツ監督は「ワクワクしているし、ショウヘイもプレーできることを楽しみにしているだろう。我々全員、そしてファンもきっと、ドジャースのユニホーム姿の彼を見るのを楽しみにしていると思う」と、周囲から感じる高揚感を代弁した。

大谷翔平がドジャースデビュー Wソックス戦に出場/速報します