【グレンデール(米アリゾナ州)1日(日本時間2日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が結婚発表後、初の実戦出場で打点を挙げた。ガーディアンズ戦に「2番DH」で出場し、3回1死二塁から右前打を放った。2月27日に衝撃弾で実戦復帰を飾り、2試合連続の安打と打点をマーク。目標とする実戦50打席に着実に近づいており、3月20日の開幕戦(韓国・ソウル)へ向けて順調な仕上がりを見せた。

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打席に向かう大谷は、大きな歓声と拍手を浴びた。結婚発表後、初の実戦。祝福されるかのように毎打席、一斉にファンの声援を浴びた。3回1死二塁、元巨人の右腕ビーディと対戦。カウント3-2から内角高めの直球を引っ張り、力強いゴロで二塁手のグラブをはじいた。右前に抜け、先制の適時打で2試合連続の安打と打点をマーク。ロバーツ監督は「とても良かった。積極的にスイングしながら、ボールを見極めていた」と目を細めた。

大谷は前日に自身のインスタグラムで結婚を電撃発表。ファンだけでなく、この日は相手投手からも祝福を受けた。適時打を放ったビーディとの対戦2打席目、5回に四球で出塁。代走を告げられて交代した大谷に向けて、同投手は「結婚したから『オメデトウゴザイマス』と言ったんだ。聞こえてなかったかもしれないけどね。おめでたいことだよ。対戦できて良かった。今後も対戦できたらいいね」と笑顔で明かした。

祝福ムードで盛り上がる中、大谷は開幕戦出場へ向けて着々と準備を進めている。3打席で1安打2四球。全ての打席で出塁した。盗塁はならなかったが、一塁ベースからのリードではやや二塁方向へ重心を置き、キャンプ中に走塁改革で取り組んだ練習を実戦で試した。また、2度のけん制球では手術した右手から滑り込んで帰塁。問題はないようで、リハビリの経過も至って順調と言える。

開幕までの目標は50打席で、ライブBPや室内でのシミュレーション打撃も含めれば問題なく到達できる。「感覚もいいようだ」と評したロバーツ監督によると、次回の出場は3日(同4日)のロッキーズ戦。チーム休養日を挟んで、5日(同6日)の古巣エンゼルス戦に臨み、状態に問題なければ翌日のホワイトソックス戦に2戦連続で出場する。2日(同3日)カブス戦は欠場予定で「大谷VS今永」の日本人対決は、お預けとなったが、徐々にギアを上げて万全の状態を整える。

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