<ヤンキース4-13レイズ>◇4日(日本時間5日)◇ヤンキースタジアム

 新婚ほやほやのヤンキース松井秀喜外野手(33)が、昨年9月19日のオリオールズ戦以来となる本塁打を放った。3回裏に先頭打者として打席に入ると、カウント1-1から内角カットボールを強振。右翼ポール根元付近に当たる今季1号を放った。

 「8番左翼」として、2日連続で左翼の守備にもついた。中堅カブレラがこの日から2試合出場停止で、左翼デーモンが中堅に回ったためだ。左翼の守備では8回2死からグラブをかすめる打球を捕球しそこね(記録は二塁打)、一挙7点のビッグイニングのきっかけをつくってしまった。

 それでも試合後は「(本塁打)0が1になるのは、それはそれでホッとするものだと思います」と、正直な心境を明かしていた。