故障者リスト(DL)入りしているレッドソックス松坂大輔投手(29)のメジャー復帰戦が5月にずれ込むことが23日(日本時間24日)、確実となった。フランコナ監督は同日、ブルージェイズ戦(26~28日)の先発投手を発表したが、復帰が見込まれていた松坂の名前は入らず、5月1日(同2日)のオリオールズ戦での先発の可能性が高まった。

 フランコナ監督は「松坂はわれわれの要求にこたえてしっかり調整してくれた。ただ、他の投手の(中4日の)リズムを崩したくない」と説明。前回、21日のマイナー登板から間隔が開く松坂は、26日の打撃練習に登板して調整する。

 地元メディアは先発のウェークフィールドが救援に回ると報じており、松坂はベテラン右腕に代わり先発5番目の枠に入ることになりそうだ。

 松坂のコメント。

 「体調はずっといい状態。(他投手との兼ね合いで復帰が5月にずれ込み)まだメジャーに復帰する実感はない。(登板間隔が開くが)トロントでシミュレーション(打撃練習登板)をやって、感覚が鈍らないようにするだけ」。