米大リーグ機構のセリグ・コミッショナーは22日、野球の日米王者で争う「グローバル・ワールドシリーズ」構想について、日本シリーズの勝者とワールドシリーズの勝者が毎年必ず対戦する方式にこだわらない考えを示した。23日付の米紙ニューズデーが報じた。

 米メディアとの懇談の席で語ったもので、同コミッショナーは、日米のオールスターチームが対戦する年があってもいいとしている。

 この構想は今年1月に米大リーグ幹部と日本プロ野球の加藤良三コミッショナーが会談した際に提案されたもので、この夏から具体的な協議に入る見通し。開始の時期などについて、セリグ・コミッショナーは「現時点では分からない」としている。