<アスレチックス0-5ヤンキース>◇30日(日本時間31日)◇オークランドコロシアム

 アスレチックス松井秀喜外野手(36)が古巣ヤンキース戦で3打数無安打に終わった。5番DHで2試合ぶりに出場。初回に3点を先制された直後に迎えた2回裏、無死二塁は反撃の好機だった。だがヤ軍先発コローンに最速95マイル(約153キロ)の直球を主体に追い込まれ、最後は82マイル(約132キロ)のチェンジアップの前に空振り三振。その後も、右飛、ニゴロで見せ場をつくることはできなかった。4試合連続2ケタ安打中だった好調の打線も、4安打で完封負け。連勝も4でストップし、借金生活に逆戻りした。「球は速かったし、コントロールもよかったと思う。(2、3打席目の決め球は)同じ直球ですけど、ライトフライはカット系のボールで、ニゴロはシンカー系のボール」と振り返った。