<オープン戦:パドレス7-13マリナーズ>◇5日◇アリゾナ州ピオリア

 マリナーズ川崎宗則内野手は5回の守備から途中出場した。3度立った打席ではそれぞれ渋い働きでアピールした。

 まずは6回2死一、三塁。初球を痛烈なライナーで中前にはじき返す適時打を放った。味方が2人続けて凡退後の一打に「一番ヒットがほしかった場面」と満足げ。次打席では鮮やかなスクイズも決め「あれはセーフティースクイズ。練習していた通りだった」と納得の表情だった。

 最後は1死満塁から二ゴロで走者をかえすと、ベンチではハイタッチと歓声で迎え入れられた。