<レンジャーズ4-5エンゼルス>◇第1試合◇9月30日(日本時間10月1日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(26)が7回途中3失点の粘投も実らず、17勝目を逃した。ア・リーグ新人王候補筆頭のトラウトに1発を浴びるなどエ軍打線に9安打を浴びたが、ピンチを最少失点に切り抜けた。首痛で前回登板を回避して中9日と登板間隔が空いたブランクも見せず、6回2/3を117球の力投。「調子は良くなかったけれど、自分なりに試合はつくれた」と内容には納得も、試合終盤に悲劇が待っていた。

 1点リードで中継ぎ陣へバトンを託したが、9回2死一、二塁から守護神ネーサンが逆転二塁打を許して惜敗。このダブルヘッダーの第1試合に勝利すればプレーオフ進出が決定したが、お預けになった。今回が公式戦最終登板の可能性があるが「監督、コーチに『いけ』と言われれば投げる」と、最後までチームに貢献する気概を見せていた。