ヤンキース黒田博樹投手が3日(日本時間4日)のレッドソックス戦に備え遠投で調整した。ブルペン入りはせず、約60メートルの距離で50球ほど投げた。

 松坂との投げ合いとなるが、チームは残り3試合でオリオールズとア・リーグ東地区首位で並んでおり、厳しい優勝争いの中にいる。レギュラーシーズン最終戦となる3日は総力戦になる可能性もある。黒田は「これが(ことし)最後になるとは思っていない」とプレーオフをにらみながらも「いけるところまで飛ばしていきたい。いろいろ考えるよりも、まず先取点を与えないようにしたい」と序盤からギアを上げて臨む。