<ヤンキース14-2レッドソックス>◇3日(日本時間4日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキースが、レッドソックスに快勝し、162試合目で2年連続地区優勝を決めた。レ軍先発松坂大輔投手に対し、3回途中までに2本塁打などで5点を奪ってKO。その後も着々と加点し、突き放した。

 試合後は、シャンパンファイトで喜びに浸った。

 「2番左翼」で出場したイチロー外野手(38)は、5打数1安打2打点。

 打撃内容は、三飛、一ゴロ、二ゴロ、遊ゴロ、右中間二塁打(2打点)。打率2割8分3厘で、メジャー12年目を終えた。

 「僕がここに来たのは、少しでもヤンキースに必要とされること。それを結果として出すことだったので、東地区のトップになったということは、ホッとしています」。

 また、先発した黒田博樹投手(37)は、7回7安打2失点と力投し、今季16勝目(11敗)で優勝に花を添えた。

 「とりあえずゲームを作ることだった。そんなに緊張することなくマウンドに上がれたと思います」。

 この結果、ア・リーグ最高勝率となったヤ軍は、7日(同8日)からの地区シリーズ戦で、ワイルドカードのレンジャーズ-オリオールズ戦の勝者と対戦する。