ヤンキースのキャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は7日、フリーエージェントとなったイチロー外野手との再契約について「代理人とは積極的に話し合っているが、具体的なことは何も言えない」と話すにとどまった。

 黒田博樹投手には今年から導入された「クオリファイング・オファー」制度で規定額の1330万ドル(約10億6400万円)の1年契約を提示している。9日が回答期限となっているが、同GMは「初めての制度なので、どうなるのか予測できない」と話した。

 仮に契約を交わした後に2人が来春のWBC参加を希望した場合は「球団としてサポートしたい」と容認する姿勢を示した。