米大リーグ機構と大リーグ選手会は11月30日、昨季終了時から1年間の薬物検査に関するデータを公表した。

 尿検査3955件、血液検査1181件の検査を実施。資格停止処分の対象となった陽性のケースは18件で、内訳は筋肉増強剤が7件、興奮剤が11件だった。

 今年はオールスター戦で最優秀選手(MVP)に選出されたジャイアンツのカブレラ外野手が8月に禁止薬物のテストステロンに陽性反応を示し、50試合の出場停止処分を受けるなどした。