今季ドラフト2巡目でヤンキースに入団し傘下ルーキーリーグのタンパでプレーする加藤豪将内野手(18)が24日(日本時間25日)、トロピカーナフィールドでイチロー外野手(39)と再会した。

 タンパのチームメートと一緒にヤンキースの練習を見学に訪れ、加藤が練習の合間に「イチローさん」と声を掛けると、イチローは「おお、おったんかい。がんばって」と笑顔でエールを送った。加藤はドラフトで指名された直後の6月14日に、カリフォルニア州アナハイムに遠征中だったヤンキースを訪れ、子供の頃から憧れていたイチローと初対面していた。

 ルーキーリーグは29日で今季日程を終了。加藤はここまで46試合に出場し、打率3割1分6厘、6本塁打、24打点をマークしている。今後は9~10月に行われるインストラクショナル・リーグに参加するという。同リーグは、選ばれた選手だけが参加する若手育成の特別リーグで、球団の加藤への期待の高さがうかがえる。