ヤンキースからフリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手(38)が1600万ドル(約16億円)の1年契約で残留に合意したと米メディアが6日報じた。ニューヨーク・ポスト紙(電子版)によると、投球回190で25万ドルの出来高払いが付く契約で、210回に到達した場合、さらに25万ドルを受け取る。

 黒田は今季32試合で201回1/3を投げ、11勝13敗、防御率3・31と先発の柱として活躍。キャッシュマン・ゼネラルマネジャーが残留を熱望していた。

 プロ野球広島から2008年にドジャースに移籍し、12年からヤンキースでプレーした黒田は来季がメジャー7年目となる。ヤンキースはメジャー挑戦が注目される楽天田中将大投手の獲得も狙っているとされている。