<ヤンキース5-1レッドソックス>◇3日(日本時間4日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手が10勝目(8敗)を挙げ、日本人初の5年連続の2ケタ勝利を成し遂げた。

 5回まで2安打、4者連続を含む7三振で二塁を踏ませない快調なピッチングを続けた。6回に1死から俊足のウィークスに死球を与え、次打者の1番ホルトに左翼手ガードナーの頭上を越える左二塁打を浴びて一塁から一気に生還され1点を失ったが、危なげない投球で7回を4安打1失点8三振無四球1死球に抑えた。防御率は3・78。

 ヤンキースは5-1で勝った。

 黒田はドジャースに移籍した08年は9勝10敗、09年は8勝7敗だったが、10年は11勝13敗、11年は13勝16敗、ヤンキースに移籍した12年は16勝11敗、13年は11勝13敗の成績を残している。

 今季はここまでマリナーズ岩隈久志投手が13勝、ヤンキース田中将大投手が12勝、レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が10勝を記録。1シーズンで日本選手4人が2ケタ勝利をマークするのは初めて。