<ヤンキース3-4レイズ>◇9日(日本時間10日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手が今季最短KOで9敗目(10勝)を喫した。

 3者三振と快調な立ち上がりを見せたが、2回に4番ロニーに先制弾を浴び3回には天敵ロンゴリアに適時打されるなど2失点。4回も立ち直れず3連打で4点目を失ったところでマウンドを降りた。投球内容は3回1/3で67球を投げ、9安打4失点5三振で防御率は3・91。

 イチロー外野手は7番右翼で先発。3打数2安打1盗塁だった。

 ヤンキースは黒田の降板後、1点差まで追い上げたが3-4で敗れた。チーム123456789計T

 B0121000004NYY0001200003【7回裏】イチロー第3打席レイズ投手は先発右腕のアーチャー1死無走者から打席に入り、カウント1-2から速球をセンター返し。打球は投手の右足に当たって大きくはずみ、三安。相手投手のアーチャーはここで降板。2番手で右腕バルフォアが登板8番ドルーの2球目にイチローが二盗成功。続く3球目も三塁へスタートを切ったが、ドルーが打って右飛。イチローはかえれず併殺でチェンジ【5回裏】イチロー第2打席レイズ投手は先発右腕のアーチャー無死一塁で打席に入り、2球目の外角高めの速球を綺麗に流し、三遊間を抜ける左前打で無死一、二塁8番ドルーの中前打で無死満塁となり、9番ヤングも左前打で二塁走者のイチローも生還し、3-4と1点差1番エルズベリーも左前打で続いたが、二塁走者ドルーは本塁憤死2番ジーターは二直。二塁走者が飛び出し併殺で同点はならず【4回表】黒田が今季最短KO7番エスコバル

 初球のスライダーで捕ゴロ8番キーマイアー

 ツーシームを右前打。1死一塁9番ハニガン

 スプリットを右前打。1死一、二塁1番ゾブリスト

 ツーシームを綺麗に流され、三塁線を破る適時左前打。4点目を失い、黒田は降板。今季最短でのKOで11勝目はならなかった。1死一、二塁2番手の左腕ハフが登板2番デヘスス

 右飛3番ロンゴリア

 左飛黒田の投球内容は3回1/3で67球を投げ、9安打4失点5三振で防御率は3・91