<タイガース4-2ロイヤルズ>◇9日(日本時間10日)◇コメリカパーク

 ロイヤルズはタイガースとの首位攻防戦で2連敗。首位を守りながらも、ゲーム差はなくなった。青木宣親外野手は「今日の負けが今年一番、悔しいと思う」とうなだれた。

 2点を追う9回、先頭打者の青木は「絶対に出なきゃいけないと思った」と遊撃内野安打で出塁。1死一、二塁となったところで、二塁走者の青木に代走ダイソンが送られた。しかし、ヨースト監督がスピードを信頼するダイソンが飛び出してタッチアウト。あっけなく好機がつぶれた。

 青木は「とにかく踏ん張るしかない。早く忘れて、明日のことを考えたい」と自らに言い聞かせるように話した。