メッツ五十嵐亮太投手(30)と高橋尚成投手(34)が23日(日本時間24日)、2度目のブルペン投球を行った。高橋はシュート以外全球種を合計83球、低めに集める丁寧な投球。様子を見守ったマニエル監督は「ストライクゾーンをほとんど外れていない」とうなった。「あの左腕」と名前はまだ覚えていないようだったが「予想外にカーブもよかった」と称賛した。五十嵐は、新しい握りを試しているカーブを含め全球種を49球。「1年を通じて活躍できるフォーム」を模索しているが、この日評論家活動でキャンプ地を訪れた野球評論家の与田剛氏のアドバイスで開眼。顔と右ひじの距離を意識しながら、肩ひじに負担の掛からないフォームを目指す。(ポートセントルーシー=佐藤直子通信員)