米独立ゴールデンベースボール・リーグのチコ吉田えり投手(18)が右肩の張りのため、今季最後の登板の予定が立っていないことが28日(日本時間29日)、分かった。テンプルトン監督は「肩に多少の痛みがあると聞いているので無理はさせたくない」と、残り試合の登板は吉田の肩の調子を見ながらということになりそうだ。

 29日(同30日)はセントジョージ戦のダブルヘッダーが組まれており、監督は「場合によっては1イニングくらいあるかも」と言うがそれも吉田の肩の復調次第で微妙な状態だ。「(8月中旬の)カナダ遠征あたりから、多少肩の張りを感じていたが、それほどの痛みではない」と吉田。この日は外野のランニングやゴムチュ-ブでの肩の強化などを行い「不完全燃焼のまま今季を終わりたくない」と気持ちを前面に出していた。(チコ=鉄矢多美子)