ロッテ石川晃運営本部長(49)は21日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグを目指す意向がある西岡剛内野手(26)について、容認する可能性を示唆した。「西岡がすぐにアメリカに行きたいのか、まずは希望を聞いてから。球団としては了承しにくいが、個人の希望をかなえるのも球団の仕事だと思っている」と本人の意思を尊重する構えを見せた。日本シリーズ終了後に話し合うことになっており、最終的に重光オーナー代行の判断を仰いで結論を下すことになる。

 西岡はこの日「今はチームのことに集中している。何も考えてない」としながらも「メジャーは子どものころからの夢。ただ今は日本一になることが最大の目標」と話した。