今季海外FA権を取得した西武星野智樹投手(34)が14日、大リーグ挑戦を視野に入れて権利を行使する可能性を示した。西武ドームで鈴木球団本部長と会談し、FA手続きについて確認。会談後、残留や国内移籍の選択肢もあるとしながら「通用しないかもしれないけど、やってみたいというのは野球やってる全員が思ってるんじゃないですか。せっかく取った権利。家族と相談して決めたい」と米挑戦について語った。

 この日はFA権を持つ計4選手が球団側と会談し、西口文也投手(39)は「しませんって、それで終わり」と残留を表明。生涯西武も明言し、今季11勝であと23勝とした通算200勝に「来年頑張れたら見えてくる。練習しないと」と意欲を示した。阿部真宏内野手(33)も残留を表明、佐藤友亮外野手(33)は態度を明らかにしなかった。