ポスティングシステム(入札制度)による日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)とレンジャーズの独占交渉が14日(日本時間15日)、契約年数で最終調整に入ったことが分かった。米サイトのヤフースポーツが大リーグ関係者の話として、レンジャーズの6年に対し、ダルビッシュ側は5年希望だと伝えた。

 本来なら、より長期契約を求めるものだが、約5170万ドル(約38億8000万円)という入札金の影響が大きく、高額契約は望めない状況だという。ダルビッシュ側は妥協案としてメジャーFAを満たす6年より前にFAとなり、移籍市場で適正な評価を得たい考え。もしレ軍が6年契約を譲らなければ、契約総額の上乗せを求める方向だ。ただ同サイトは「両者はお互いを尊重して良好な関係にあり、破談の可能性は少ない」と、18日(日本時間19日午前7時)の交渉期限までに合意すると予想した。