ツインズの40人枠から外れた西岡剛内野手(28)が21日(日本時間22日)、ポータケットで行われた3A戦前に「すべてにおいて力のなさを痛感した。でも、これで野球ができなくなるわけではない」と神妙な表情で話した。メジャー枠から外れたため、ベンチ入りが40人に拡大する9月以降も再昇格は厳しい状況。9月3日で全日程が終了する傘下3Aロチェスターでシーズンを終えることが濃厚だが、「後悔していない。いい勉強になっているし、得たものがある」と前向きにとらえた。

 松坂が登板したこの日は休養で出場機会はなかったものの、通告を受けた前日は「プレーさせてくれ」と出場を志願。2安打を放った。阪神が獲得調査の動きをみせているが、「ここで一生懸命やる。日本球界は今のところは何も考えていない」と話し、「落ち込む暇もない。そういう覚悟で来ている」と気持ちを切り替えた。