海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す中島裕之内野手(30)が、極秘渡米した後の11日(日本時間12日)、シカゴでカブスの本拠地リグリーフィールドを視察していたことが分かった。

 複数のメジャー関係者によると、同地ではセオ・エプスタイン社長、ジェド・ホイヤーGMらと会談。球場施設、クラブハウスなどを視察したという。11月中にもトレーニングを兼ねて渡米した中島にとって、今回の渡米は新天地を決める意味合いが濃い。前回渡米時に視察したダイヤモンドバックスは内野手の補強を終え、撤退ムードが強まり、正三塁手を探しているカ軍、アスレチックスが移籍先の候補となっている。

 今後は代理人ゲンスキー氏との話し合いと並行しつつ、ア軍などの施設見学をも進める見込みだ。