大リーグ機構が、ストライクゾーンの定義を改めることを検討していると12日付のヤフースポーツが伝えた。機構は現在、投高打低に偏りすぎているとして打高に戻すことを目指しており、低めストライクゾーンを変える必要があるとの考えが出ている。

 現行のストライクゾーン定義は96年に改定され膝下となっているが、審判の判定がさらに下に広がる傾向があるという。ある調査によると、09年以降に審判がコールする平均ストライクゾーンは1105から1207平方センチに広がっている。このため機構は今季、現在のゾーンを分析し、早ければ来季からストライクゾーンを変更することを検討している。