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松井故郷でファンと交流アーチ量産誓う

- ファンと羽根突き対決し松井は顔に3つも×印をつけられ苦笑い(撮影・浅見桂子)
過去2年間のうっぷんを晴らす。石川県能美市の実家に帰省中のヤンキース松井秀喜外野手(33)が6日、恒例のイベント「新春市民のつどい」に参加し、1000人のファンの前で完全復活を約束。あと9本と迫っている恩師・長嶋茂雄終身名誉監督の本塁打記録(444本)を通過点に、アーチ量産の大活躍を誓った。スイングを見せてほしい、という少年の突然のリクエストに応え、術後初のスイングも披露するなど大サービスして地元市民との触れ合いを楽しんだ。
一昨年は左手首骨折、昨年は右ひざ痛で満足のいく結果を残せなかった。「皆さんに残念な思いをさせて心苦しく思う。今年はその分、しっかりと取り返します」。チームプレーを重視するスタイルに変わりはないが、ファンが望むのはホームランだということも分かっている。長嶋監督の記録も当然、頭の中にあり「その記録を抜けたら光栄。でも長嶋監督は『遅いぞ。もっと早く打てたはずだ』って言うでしょう。もっと打てるように頑張ります」と力強く話した。
このイベントは今年で13回目を迎えた。欠かさず参加するのは「地元の皆さんの熱い声援が僕のパワーになる」からにほかならない。トレード候補にも挙げられるなど厳しい立場に置かれている今回はこれまで以上に勇気付けられた。「ヤンキースとの契約はあと2年あるし、僕も40歳までは現役でバリバリやりたいと思っているから。今年もアメリカまで届く大きな声援をよろしくお願いします」。試練を乗り越えるための大きなパワーをもらったお礼に、豪快なアーチをプレゼントするつもりだ。【広瀬雷太】
[2008年1月7日9時33分 紙面から]
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