阪神は16日、13年WBCのプエルトリコ代表のマリオ・サンティアゴ投手(30)と西宮市の球団事務所で契約を結んだ。

 推定年俸は12万5000ドル(1500万円)の1年契約で背番号は41に内定。入団会見した右腕は「米国のマイナーリーグからもオファーがあったけど、レベルの高い日本でプレーしたかった。一生懸命練習してどんな形でもいいからチームに貢献したい」と意気込んだ。サンティアゴはWBC準決勝の日本戦に先発して4回1/3を無失点に抑え、勝利投手となった右腕だ。1軍外国人枠はゴメス、マートン、メッセンジャー、呉昇桓の4人で埋まっているが、中村勝広GM(65)は「厳しい環境に果敢に飛び込んできてくれたことに敬意を表したい。有事の時は戦力になってくれると思う」と期待した。