来年のドラフト1位候補、創価大・田中正義投手(3年=創価)が、今季初登板で自己最速を1キロ更新する155キロをマークした。

 1回、1番打者に対し2球目に最速タイの154キロをマーク。続く3球目に155キロ(見逃しボール)をたたき出した。

 7回1/3を投げ2安打1失点、8三振を奪い勝利投手。力で相手打線をねじ伏せたが、変化球の制球に苦しみ、6四死球、2暴投。盗塁も3つ許すなど、走者を出してからの投球に課題を残した。

 視察したドジャース大慈弥功スカウトは「実戦の中でまだまだ勉強することが多い」と話した。