ソフトバンクの育成選手、細山田武史捕手(28)が3日、支配下選手登録された。背番号は「125」から「00」に変更。同日、即1軍登録された。

 ソフトバンクは正捕手の細川が右手骨折でリハビリ中。斐紹も3月29日ロッテ戦の本塁クロスプレーで負傷し「左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治5~6週間」と診断されるなど相次いで捕手が離脱。その穴を埋めるための支配下登録とみられる。

 細山田は鹿児島城西高から早大進学。大学では斎藤佑樹投手(現日本ハム)とバッテリーを組み活躍した。08年ドラフト4位で横浜(現DeNA)入り。1軍で191試合に出場したが、13年オフに戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトを経てソフトバンクに育成選手で入団した。

 昨季は主に3軍でプレー。2軍戦は4試合の出場にとどまった。昨年、結婚。大学時代から7年の交際を実らせた夫人のためにも支配下登録を目指し汗を流していた。