ソフトバンクの王貞治球団会長が13日、東京都内の日本野球機構を訪れた際に取材に応じ、母校の東京・早実高で1年生ながら公式戦にデビューして注目される清宮幸太郎選手について「ああいう話題性のある選手が出てこないとね」と歓迎した。

 184センチ、97キロの強打者はラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督の長男で、2012年に東京北砂でリトルリーグ世界一に輝いた逸材だ。王会長は「何とか甲子園に出てもらうような活躍をして、あれくらいの年代の子供に元気を与えてもらえれば」とさらなる飛躍を期待した。