ソフトバンク大隣憲司投手(30)が得意のオリックス戦で3試合連続無失点を目指す。今日14日に先発予定。開幕から2試合に先発し、規定投球回到達者では両リーグ唯一の無失点。昨年からの連続イニング無失点は24回2/3、オリックス戦に限れば30イニング、ゼロを刻む。「まずは先制点を取られないことが大事。開幕からずっといい状態を維持できているので、継続し、自分で流れを引き寄せる投球ができるようにしたい」と話した。

 対するオリックスは今季ここまでわずか2勝。チーム打率もリーグ最下位の2割1分3厘。大隣は前回3月31日の対戦では完封勝ちを収めているが「いずれ点は取られるもの。前回抑えたから、また抑えられるとは限らない。そう思って臨みたい」と気を引き締めた。

 ▼ソフトバンク大隣は今季開幕から2試合15回2/3無失点。3月31日オリックス戦で完封勝利を挙げた後、4月7日の楽天戦で6回2/3を投げ得点を許していない。ソフトバンクでは12年にセットアッパー岡島が開幕から26試合21回2/3連続無失点。セでは阪神藤川が10年に救援で16試合17回1/3連続無失点を記録している。