慶大の最速153キロ右腕・加藤拓也投手(3年=慶応)が、6回1安打無失点で今季3勝目を挙げた。

 初回先頭から2者連続三振を奪うなど好調な立ち上がり。唯一のヒットを浴びた2回以外はすべて3人で抑えた。

 過去3試合は制球に苦しんだが「相手どうこうより、腕を振って自分のピッチングをすることを心がけた。四球ゼロだったのが良かった」。大久保秀昭監督(45)も「ストライク先行で投げてくれたから、攻撃のリズムにつながった。いい加藤が見られた」と目を細めた。