阪神藤浪晋太郎投手(21)は8回10奪三振5安打1失点の快投も実らず、3敗目(1勝)を喫した。

 0-0の7回裏、先頭4番大田に中堅フェンス直撃の二塁打を食らい、続く5番フランシスコに一塁強襲の適時打を許した。ともに直球、カットボールが浮いての被安打となり、「自分の制球の甘さです」。

 プロ初の無四球完投。誰も責めることができない抜群の内容だったが、試合後は反省の言葉も口にした。これでシーズンに限れば巨人戦5連敗。敵地では自身7連敗となった。