巨人が珍プレーでサヨナラ負けを喫した。

 同点の9回1死満塁、広島小窪が本塁周辺に飛球を打ち上げ、インフィールドフライで2死を奪ったが、一塁手のフランシスコと三塁手の村田が打球をお見合い。ボールを拾ったフランシスコが本塁を踏んだが、打者走者はすでにアウトで三塁走者をアウトにするにはタッチが必要で、ホームを踏んだ野間が生還した。

 原監督が抗議に走ったが、判定は覆らなかった。試合後、福家球審は「もっとわかりやすく伝えていれば良かった」とコメント。三塁塁審と二塁塁審はインフィールドフライを宣告したが、巨人ナインには伝わっておらず、混乱を招いた。村田は「正直、1回あるかないかのプレー。何とも言えないです」と話した。