明徳義塾時代に甲子園に通算4度出場し6勝を挙げ、今春から拓大に入学した岸潤一郎投手(1年)が、二刀流デビューを果たした。

 3番指名打者で先発し0-0の6回からマウンドへ上がった。7回に亜大・桝沢にいったんは勝ち越しとなるソロ本塁打を許したが、9回先頭打者として同点のきっかけとなる二塁打を放った。3回を投げ1安打2三振1失点で投手として神宮デビューを果たした。

 試合は延長15回の末、亜大に1-1で引き分けた。岸は「まだ投げ込みがしっかりできていませんが、コースはしっかりつけたと思います。(引き分けたのは)先輩方が頑張ってくださった結果です」と恐縮していた。