ヤクルトは13日、左大腿(だいたい)直筋肉離れで離脱中のウラディミール・バレンティン外野手(30)が同日に日本を離れ、米国で再検査を受けると発表した。セカンドオピニオンを仰ぐためで、奥村編成部国際担当次長は「本人の希望。米国の専門医に診ていただくと決定した。今後の詳細は診断結果を聞いてから話し合う」と説明。患部の悪化は否定したものの、まだ走れる状態ではなく、再来日の時期は未定という。

 バレンティンは昨年10月に左足首を手術。リハビリを続けて4月24日の巨人戦で今季初出場したが、その試合の守備で肉離れを起こし、都内の病院で全治4~6週間と診断された。この日、球団を通じて「1日も早くプレーが再開できるようにベストを尽くしたい」とコメント。真中監督は「どっちみち2カ月はいないと思っていた。(後半戦は)もちろん戻ってきてくれたらうれしい」と話した。