明大が3投手の継投で逃げ切り、立大に先勝した。

 0-1の2回、1死一、三塁から大塚健太朗内野手(4年)の適時二塁打と吉田有輝内野手(1年=履正社)の犠飛で逆転。先発の柳裕也投手(3年=横浜)は、5回5四球と制球に苦しみながら1失点に抑えた。

 4-3の7回からは、ドラフト候補左腕・上原健太投手(4年=広陵)が3番手で登板。7回2死からの4者連続を含む5三振を奪った。高山俊外野手(4年=日大三)もリーグ歴代8位に並ぶ115安打目を放ったが、善波達也監督(52)は「上原はあそこ(9回無死)で四球を出して、相手に流れを『どうぞ』と渡すような野球をやっている。高山も内容は悪い」と厳しかった。