プロ野球の南海、巨人などで活躍した富田勝(とみた・まさる)氏が26日午後5時32分、肺がんのため、大阪市内の病院で死去した。68歳だった。

 葬儀・告別式は29日午後1時から大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115、大阪市立やすらぎ天空館で。喪主は長男大介(だいすけ)氏。

 富田氏は法大時代は田淵幸一氏、山本浩二氏らと「法政三羽がらす」と呼ばれ、東京6大学野球屈指の内野手で知られた。69年ドラフト1位で南海(現ソフトバンク)に入団し、2年目の70年は正三塁手として活躍。その後巨人、日本ハム、中日と移籍し、82年に引退した。