阪神掛布DCが起爆剤に若虎5人衆を指名! 前半戦を折り返し借金1で3位。混戦のセ・リーグではあるが、1歩抜け出したいところ。掛布DCはチームを押し上げる原動力として鳴尾浜で汗を流す江越大賀外野手(22)、陽川尚将内野手(24)、中谷将大外野手(22)、北條史也内野手(20)、横田慎太郎外野手(20)の名前を挙げた。

 鳴尾浜で指導する中、成長を感じている。「夏場にかけて1軍のチーム状態がどう変わっていくか分からないけど、5人はある程度守れる。今年中に(1軍を)経験出来たらいいなと思ってる。1年間戦う上で若手の底上げが1つのポイントになると思うから」。流れを変える1つとして提案した。

 掛布DCの期待が若虎の背中を押す。プロ3年目を迎えた北條は5月末に1軍初出場したが一邪飛。「1軍が首位争いしている中で上がれたら、認められたことにもなると思うので頑張りたい」と再昇格を目指す。前半戦停滞を若手の力も借りて打ち破りたい。【宮崎えり子】