楽天松井稼頭央外野手(39)が日本通算2000安打を達成した。

 プロ野球史上46人目で、スイッチヒッターでは、柴田勲以来の2人目。

 1回1死一塁で迎えた第1打席。カウント1-1から外角低め121キロへの変化球をすくい上げた。ふらふらっと上がった打球は中堅手の手前へポトリ。中前打となった。2000安打目となり、一塁塁上で大歓声を受けると笑顔を見せた。そのままソフトバンク松田、楽天嶋から花束が贈られた。

 「正直、ホッとしました。ホームである東北のファンの皆さんの前で記念の1本が打ててうれしいです。あくまで2000という数字は通過点なので、これからもその数字を伸ばしていきたいですね」とコメントした。

 プロ初安打は西武時代の95年4月9日、日本ハム芝草から放っていた。