阪神上本博紀内野手(29)が5日、股関節付近の痛みで広島戦を欠場、登録抹消の可能性も出てきた。

 試合前練習は行っていたが、途中で違和感を訴えた模様。首脳陣が話し合った末にスタメンから外れ、シートノックにも参加しなかった。

 試合後、上本は無言で帰りのバスに乗り込んだ。和田監督は「昨日のダイビングで腰というか、股関節のあたりを強打しているんで。様子を見た。無理はさせなかった。明日は明日で、様子を見て」と説明した。4日の7回、丸の二遊間への打球に飛びついた際、腰付近を強打した際に痛めたという。指揮官は登録抹消の可能性について「明日の様子を見てからだな」と話した。