日本ハムは23日、過去3度セーブ王を獲得した武田久投手(36)が、8月31日に札幌市内の病院で、右膝内側半月板修復術を受けると発表した。

 全治までの期間は不明だが、今季中の復帰は絶望となる。3月に左膝半月板の切除手術を受け、復帰を目指していたが、右膝にも慢性的な痛みを抱えてプレーしており、球団側と協議して手術に踏み切った。今季の1軍登板はなし。武田久は球団を通じ「入団以来、痛みを抱えながら戦ってきた右膝を今回手術することになったわけですが、自分としては、よくここまで持ってくれたな、という気持ちです。今シーズン2度目の手術を認めてくれた球団には、本当に感謝しています。今シーズンはもうマウンドに上がることはできませんが、来シーズン投げるためにきちんと治したいと思います」とコメントした。