楽天大久保博元監督(48)が不振の責任を取って、今季限りで退任する意向を固めたことが29日、関係者への取材で分かった。

 この日コボスタ宮城の室内練習場で取材に応じた大久保監督は「覚悟は常にしている。しかるべき時が来れば球団と話をする。就任した時から責任を取って辞める覚悟があるというのは1日も変わらない。とにかく今は残り30試合を全力で戦う」と話した。

 大久保監督は星野仙一シニアアドバイザー(68)の後を継ぎ、1年契約で今季から監督に就任。「超機動力野球」を掲げたが、三木谷オーナーの現場介入なども取りざたされ、下位に低迷し、責任を取る意思を固めた模様だ。